サバイバルチャレンジ2010~起震車体験~

2010/08/23

どんだけ壁を乗り越えればいいのだ~~
この壁自体がサバイバルじゃないか~~
と、叫びたくなるほど、学校に起震車を呼ぶのは大変だとわかりました。

次回からやる人には本当に素晴らしい道しるべになったのでは?
がんばったよ、ささえ手ちゃん(自画自賛)♪



高さが4メートルあるという。幅も3メータ近く。長さは7メートル・・・ってどんだけ?
恐ろしく大きい。(って、刷り込まれた。)
とにかく、このままじゃ、Uターンも厳しいとか、
門から入ったら桜の木の枝にぶつかるとか、
芝生を踏んじゃうとか、
ものすごく大きいものが来るってことで、桜の枝も見栄えが悪くならないように
そして、緊急車両も入れるくらいまで切った。

さすが、先見の明がある校長だ。
で、次は入り口にある芝生にも起震車が乗り上げないように板を・・・
何十枚準備する?そんな予算はない・・・焦る。

でもね・・・
そんなに思ったほどは大きくなかったのぉ・・・・
板も4枚程度で充分だったし、ふつーに曲がってくれたし・・・
桜まで、余裕でしょ。



そんな思いをして呼んだ起震車ですから、
絶対に多くの人に体験して欲しい!!!
約40人の方々に集まっていただけました!
ま、50人マックスと思っていたから上出来かと・・・



起震車はものすごいショックですね。
見ているより体験したほうが、わかります。
あんなすごいのがきたら、うちはつぶれそうです。
つぶれた中から怪我をしないで逃げ切るにはどうしたらいいのか。
まずは、家具の固定、
逃げるときの靴を準備・・・など。

「東京で震災が起きれば、割合から言って、ここにいる人の6割が亡くなるか怪我をするかです」
って・・・
みんな自分が残り4割にいると思うから、まずは、食べ物や水の心配をしますが、
実は怪我をしないで生き残るのが先です。
そういわれたらそうだよね~~~気付き。



そして、トイレが大事です。
そうだよ、トイレは水が流れなくなるから、すぐに使えなくなるじゃん。
簡易トイレ、4000円だって。10年持つから1年400円の保険と考えて・・・って。






煙ハウスも体験しましたが、かなりあれは厳しいです。
本当にサバイバルです。煙いし、暑かった!!!!
あんな中で逃げるなんて・・・



水消火器の体験も勉強になりました。
消化剤は30秒分くらいしかないから、ちゃんと的に当てないと
すぐに終わっちゃうそうです。




最後にちょっと時間が余ったので、
またまた午前の講師の井上さんに登場いただき、
紙芝居を使って防災の要点を教えていただきました。

子ども達、タイヤに座っている姿がかわいい!!

今回、参加者がわりと子ども達が多かったので
次世代につなげるというささえ手の活動の趣旨にもマッチし、
よいイベントになりました・・・またもや自画自賛。

お土産もいろいろといただけてよかったです~~~

そうそう、AED講習も普段触ることがなかなかない子ども達を中心に
触ってもらえてよかったですよ~

■主催:NPO法人ささえ手
■後援:豊島区・豊島区教育委員会
■協力:高松小学校・高松小学校PTA・としま未来文化財団
    池袋消防署・池袋消防団第3分団・としまNPO 推進協議会
■協賛:豊島法人会高松1・3丁目支部